今Coinbase株に注目するべき理由(後編)

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前書き

みなさんこんにちは、かそつーです。今回は前編に続いて、現在注目されているCoinbase株について、今注目すべき理由をご紹介します。まだ前編記事を見ていない方は、こちらから読んでいただくと、スムーズに読み進められます。それでは、下記3つの注目すべき理由について解説していきます。

レイヤー2ネットワークBaseへの期待

BaseはCoinbaseが運営する独自のブロックチェーンです。Baseブロックチェーン上では仮想通貨の取引や貸出、ブロックチェーンゲーム等様々なコンテンツが提供されており、ブロックチェーン上で取引がされるたびにBaseを運営しているCoinbaseに収益が発生します。Coinbaseにいる1億人の顧客ベースから一部でもBaseに流入すればかなりの取引が期待できることから、Coinbaseの新たな収益源としても注目されています。

米国仮想通貨規制に対するロビー活動の強化

Bitcoin ETFを巡る規制の問題を筆頭に、仮想通貨の景気は米国の仮想通貨規制に大きく左右されます。例えばETFの承認可否はもちろん、仮想通貨に対する税制、ブロックチェーン技術に関する政策など、米国議会の動きは仮想通貨の景気と取引所にとって非常に重要なことです。この状況をコントロールするために、Coinbaseは議会へのロビー活動にも力を入れており、毎年1億円以上の資金を注いでおり、2023年10月24日現在でも「Stand with Crypto」というロビー活動プログラムを実施しています。これは力の入れどころとして非常に戦略的かつ効果的な活動だと考えられます。

税率が安い

Coinbase株は一般的な株式と同じく、分離課税で全体で20%の税金しかかかりません。これに対して、仮想通貨は現在最大で、住民税を含め55%の税率が適用されます。これはとても大きいことで、例えば1億円の利益があったとして、Coinbase株であれば8000万円が利益分として得られるところ、仮想通貨では4500万円しか手元に残らないということです。そのため、最大税率の中で単純に考えればCoinbase株に対して仮想通貨は概ね2倍の価格上昇がなければ同じ利益を得られません。これは仮想通貨に適用される日本の税率が高いことによる現象で、界隈で言われている「日本人はCoinbase株を買おう」という流れは一定の合理性があると考えています。

まとめ

最近ではETF承認に関する様々なポジティブな情報が出てきており、ETF承認はすぐそことする意見もよく見られるようになりました。Coinbase株はBitcoinと大きく相関のある値動きをしており、様々なポジティブなニュースを受けてCoinbaseには熱視線が集まっているように思います。とはいえ、取引所は仮想通貨関連事業の中でも特に規制の影響を受けやすいので、ぜひご自身でもしっかり調査をしリスクを把握した上で、Coinbase株を見てみてくださいね。

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※免責事項:本記事は、いかなる種類の法的または財政的な助言とみなされるものではありません。

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